2022年3月9日(日本時間)に開催されたAppleEventの内容についてまとめていきます。
目次
AppleEvent 2022 March
AppleTV+
まずは、AppleTV+からイベントが始まりました。AppleTV+では、Appleオリジナル作品の予告など今後配信するオリジナルコンテンツを紹介していました。
「Friday Night Baseball」
週に1度のダブルヘッダーと試合前後のライブショーを配信する「Friday Night Baseball」を発表。「Friday Night Baseball」は、日本、米国、カナダ、オーストラリア、ブラジル、メキシコ、プエルトリコ、韓国、英国のApple TV+で視聴可能。今後ほかの国にも拡大する予定。
iPhone13シリーズに新色を発表
iPhone13シリーズに新色グリーンが発表されました。
予約・発売
新型iPhoneSE
2020年4月以来約2年ぶりに新型iPhoneSEが発表されました。
A15Bionic・5G搭載
iPhone13シリーズと同じチップのA15Bionicが搭載されています。低価格で高性能のiPhoneSEだと思います。通信規格には、5G対応で4Gより早い通信が可能です。
本体カラー
新型iPhoneSEのカラーは、ミッドナイト、スターライト、(PRODUCT)RED の3種類です。
価格
予約・販売
新型iPadAir
M1チップを搭載した新型iPadAirが発表されました。
M1チップ・5G搭載
iPadシリーズでは、iPadProのみに搭載されていた高性能チップのM1がiPadAirに搭載されました。M1チップは、2020年11月のイベントで発表された高性能チップで現在は、iPadPro、MacBookAir、MacBookPro13インチ、iMac、Macminiに搭載されています。高速通信5Gに対応。
センターフレーム搭載
iPadProに搭載されている機能センターフレームがiPadAirでも搭載されました。センターフレームは、人の顔を追跡して画面にしっかり映るようになる機能です。人数に応じてしっかり人が画面に収まるようにしてくれます。オンライン会議などにはピッタリの機能だと思います。
USB-Cポートは最大2倍高速
USB-Cポートは前世代よりも最大2倍高速で最大10Gbpsでデータ転送が可能で、大容量のファイル転送がさらに高速になりました。最大6Kディスプレイなどに接続可能。
価格
予約・販売
M1 Ultra
M1、M1Pro、M1Max に続いて超高性能チップ「M1Ultra」が発表されました。
高パフォーマンスと電力効率
M1Ultraは、16の高性能コアと4つの高効率コアからなる、きわめてパワフルな20コアCPUを搭載。高性能16コアのWindowsパソコンよりも、同じ電力量で90%高いマルチスレッドパフォーマンスを発揮します。負荷が高い処理でも省エネルギーでファンも静かに動作するようです。
負荷が高いグラフィック処理も低電力で。
最もグラフィックスを使用する作業でも、M1UltraはM1の8倍サイズとなる64コアGPUを搭載し、最もハイエンドGPUよりも高速で使用電力も少なく処理が可能です。
MacStudio
M1Ultraが搭載された新製品MacStudioが発表されました。
M1Ultra搭載
今までのM1シリーズの中で最も処理速度が高いM1Ultraを搭載し、負荷が高い処理をするのにピッタリのパソコンだと思います。個人的には、ここまでの高性能チップを完全に発揮することは普段通りの使い方ではあまりないと思います。なので、価格面からみて企業向きだと思いました。
M1 Ultra搭載Mac Studioによって実現されること
- 10コアプロセッサ搭載の最速27インチiMacよりも最大3.8倍高速なCPUパフォーマンス。
- 16コアXeonプロセッサ搭載のMac Proよりも最大90パーセント高速なCPUパフォーマンス。
- 28コアMac Proよりも最大60パーセント高速なCPUパフォーマンス。
- 27インチiMacよりも最大4.5倍高速で、現在利用可能な最速のMacグラフィックカードよりも最大80パーセント高速なグラフィックパフォーマンス。
- 27インチiMacよりも最大12倍高速で、28コアMac Proよりも最大5.6倍高速なビデオのトランスコード。
出典:Apple、まったく新しいMac StudioとStudio Displayを発表(Appleプレスリリースより引用)
ポート類
全面には、USB-C×2、SDカードリーダー
背面には、Thunderbolt4 ×4、10Gb Ethernet、USB-A×2、HDMI×1、3.5mmヘッドフォンジャック×1
価格
販売
StudioDisplay
27インチ5K Retinaディスプレイ
Studio Displayは、1,470万ピクセル以上の27インチ5K Retina ディスプレイです。5K Retina ディスプレイなので非常に綺麗に映ると思います。また、TrueToneテクノロジーが周囲の変化に合わせて自動的にディスプレイの色温度を調整してくれるので、より自然に部屋に合う色温度で作業することができます。
カメラとオーディオ搭載
普通のディスプレイではあまり搭載していないカメラがStudioDisplayに搭載されています。StudioDisplayにA13Bionicを搭載し、センターフレームに対応した12MPの超広角カメラを搭載しています。スピーカーは、ドルビーアトモス対応、空間オーディオに対応。
価格
発売
イベント中の株価
2022年3月9日イベント中のAppleの株価は、一時上昇しましたが終値ではマイナスになりました。 ウクライナ情勢のこともあり、アメリカの株式は全体的に下げつつあります。
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